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これまでに作った大切なデザイン作品集をご紹介します。

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看板屋さんの選び方が本当の意味でわかる話

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なぜ世の中には、”イケてる看板”と”イケてない看板”があるのでしょう。

その答えは明確です。

ちゃんとしたデザイナーがその看板をデザインしてるのかどうか。

ただそれだけです。

 

例えばあなたが起業するタイミングで、事務所の前に看板を設置するとします。

あなたは『餅は餅屋に』的な発想で、当然のように街の看板屋さんを探します。

インターネットで「看板 制作  ◯◯市」などの検索をするのではないでしょうか。

実は、その時点であなたに危険が近づいているんです。

 

そのパターンで看板を発注すると、”良い看板”が出来上がる可能性は大きく変わります。

良い看板とは『あなたの商売がうまくいく看板』ですよね? ざっくりですが。

せっかくあなたが起業するためにいろいろと準備をしてきたとしても、そこでそのパワーを弱めるかもしれないってことです。

 

看板屋さんが、看板を制作して設置することは全く間違ってません。正解!

ただ、あなたの商売を大きく左右するその”デザイン”までも看板屋さんに発注するから大きな問題に発展するんです。

 

なになに?デザインと制作は違うの?

という方に、看板ができるまでの仕事の流れと、その流れの中に関わる人物のいくつかのパターンをご紹介します。

このパターンをみれば、看板をつくるときに選ぶ正しい道のヒントになるでしょう。

 

ますは看板ができるまでの流れです。

看板制作の流れ

1.現場調査

看板をどの場所に(どの向き)に、どんな大きさ・カタチで、どんな方法で設置するかを想定します。

  ↓

2.看板のデザイン

お客さまとのやりとりで掲載内容やデザインを決めていきます。

  ↓

3.看板の制作

実物の看板を制作します。

  ↓

4.看板の設置

実際の現場で、看板を設置します。


 

以上が一般的な「看板が出来上がる流れ」です。

では、この流れの中に関わる人物と、そのいくつかのパターンを紹介します。

 

パターンA

〜看板屋さんに直接問い合わせた場合〜

A-1.

看板屋さんが現場調査に行って、看板屋さんの社内デザイナーがデザインする場合

A-2.

看板屋さんが現場調査に行って、外注先のデザイナーがサイズと掲載内容だけ伝えられてデザインする場合

A-3.

看板屋さんと外注先のデザイナーが現場調査に行って、外注先のデザイナーがデザインするが校正やりとりは看板屋さんが行う場合

※いずれの場合も、制作と設置は看板屋さんがしっかり行います。


このAパターンの場合の仕上がり具合を数値化してみました。(75%以上が合格ライン)

「A-1」=20%

「A-2」=40%

「A-3」=60%

こんな感じのイメージです。

■「A-1」パターンの特徴は、看板屋さんが、デザイナーが使用するデザインするソフトを持っているだけで”デザインできます”と言っちゃう。当然、校正する側のお客さまもデザインに関しての感覚が素人であれば、デザインの悪さを私的することもできずに、残念な結果になります。

 

■「A-2」パターンの特徴は、デザイナーが直接現場に行ってないので”看板デザイン”の真髄を表現することは難しいでしょう。この場合、看板屋さんがあらゆる角度や、周囲の景観を撮影してデザイナーに伝えるとパーセンテージは上がります。

 

■「A-3」パターンの特徴は、とてもおしいです。看板のデザインに関して、デザイナーとお客さまの仲介役として看板屋さんが存在しているため、共通認識や熱量が下がってしまいます。

 

パターンB

〜デザイナーに直接問い合わせた場合〜

B-1.

看板屋さんが現場調査に行って、デザイナーがデザインする場合

B-2.

デザイナーが現場調査に行って、デザイナーがデザインする場合

B-3.

看板屋さんとデザイナーが現場調査に行って、デザイナーがデザインする場合

※いずれの場合も、制作と設置は看板屋さんがしっかり行います。


このBパターンの場合の仕上がり具合を数値化してみました。(75%以上が合格ライン)

「B-1」=60%

「B-2」=85%

「B-3」=95%

こんな感じのイメージです。

■「B-1」パターンの特徴は、A-2同様かと思いきや、デザイナーが直接現場に行かないことはありえないと思います。デザイナーが県外の場合で現場に行けない場合は、当然パーセンテージは下がります。

 

■「B-2」パターンの特徴は、デザイナーが看板をデザインするときは、さまざまな想定をします。車から見られる看板か、歩く人から見られる看板か、どの角度にどのようなカタチや色を施すのが最適かなどです。しかし、看板デザインの経験が浅いデザイナーであれば、効果的なデザインができるかは不安です。

 

■「B-3」パターンの特徴は、デザイナーと看板屋さんが現場で意見を言い合いながら、できるできないを前提でデザインを考えてゆくことが可能です。目指す方向が見えれば見えるほど、デザインは良い仕上がりになることは間違いないです。


※上記パターンはあくまで、良いデザイナーに外注した場合のお話です。

 

近年は、地方でも都会にあるようなお洒落なカフェなんかも増えてきて、そこにはやはりお店の建物にマッチした素敵な看板が増えてきました。

しかし実はこれ「良い看板屋さんに頼んだんだなぁ」とはならないんです。

                      

そういうカフェには、パターンに書いた70%を超える手順を踏んでいるか、もしくは建築相談をした段階でクリエイティブデザイナーが付いているか、もしくは建築家がいろいろなデザインができるタイプのデザイナーか、もしかしたら本当に良い看板屋さんに出会えたのかもしれません。

 

看板屋さんの本当の選び方をしっかり考え、より良い看板をつくってください。

看板は、あなたのビジネスだけでなく、その街全体の印象も変えてしまいますからね。